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今度は「アメリカン・ティーン」をご紹介します。
この映画、今までに類を見ない映画かも。
完全にドキュメンタリーではないんだけど、あえて言うならドキュメンタリー・ドラマ...ですかね。
ただただ事実を流すだけでなく、そこにあるドラマを描き出してるって意味でドキュメンタリー・ドラマ。
この映画の監督、ナネット・バースタインは、インディアナ州のワルシャワ・コミュニティ高校というごくごく普通の高校に通う3年生と1年間共に生活をし、必要最低限の少人数の撮影クルーを率いて連日カメラを回し続けました。
メインで登場する5人のキャストはモノホンの、失礼、本物の高校生たちです。
しかもタイプが全く違う5人の姿をとらえてます。
田舎街が性に合わず、いつかサンフランシスコに行って映画関係の勉強をしたいと思ってる、でもちょっと変わった女の子、ハンナ(ちなみにめっちゃ可愛い、個人的に一番好きなキャスト)。
スポーツができるやつは学校でも人気者、バスケチームのエースで、バスケ推薦で大学を狙うコーリン(ちなみにめっちゃ顎がしゃくれてる)。
超がつくほどオタク、だけどいつもデートする相手を探してて変な積極性を持ったジェイク。
クイーンビー、いわゆる学園の女王様タイプで、何かと行動が鼻につくけど、意外とツンデレ系なメーガン。
スポーツもできてめっちゃイケメン、いわゆる学校の中心グループに所属してるタイプなんだけど、自分を主張できず周りに流されちゃうミッチ。
と、よくぞここまで見つけたなってくらいそれぞれ特徴的なバラバラの5人を1年間カメラで追ってます。
恋愛はもちろん、将来の自分に対する期待や不安、親からのプレッシャー、自分って何者なんだろうっていうアイデンティティーの模索。
10代が抱えるリアルな悩みが見事にここに浮き彫りになってます。
10代の子は完全にこのキャストの誰かしらに共感できると思います。
そして10代の頃の気持ちを忘れかけてた僕らの世代でも、
「うわ!こんなやつおった!」とか、「結構、俺ってこういうタイプだったな〜」とか、その頃の感情や記憶が一気に蘇ってきます!
見終わった後は、あの”恋”してた時の何とも言えない甘酸っぱい感情が胸いっぱいにこみ上げてきます。
昨今流行りの”リアリティ番組”系のものとは一線を画す、真に迫ったドキュメンタリーの新境地。
「アメリカン・ティーン」、いよいよ今週土曜日より公開です!
